金山駅・鶴舞駅から歩ける矯正治療・非抜歯矯正の「はやし歯科・矯正歯科」|治療後の後戻りと通院について

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矯正治療後の後戻りとは

どの治療法で矯正した場合でも、治療後に適切な対応をしなければ、歯並びが再び元の状態に戻る「後戻り」が発生します。矯正治療完了からしばらくは、歯は不安定な状態にあり、元の位置に戻ろうとするからです。矯正に力を入れている金山駅・鶴舞駅の「はやし歯科・矯正歯科」では、矯正治療後の後戻りを防ぐ、きめ細やかな保定観察を行います。

後戻りを防ぐための対策

保定装置による
歯並びの安定

矯正治療が終わったら、リテーナーと呼ばれる保定装置を一定期間装着する、保定観察に移行します。保定とは、歯並びを正しい位置に安定させることです。

矯正治療を終えたばかりの頃は、歯が元に戻ろうとする力が強いため、ほぼ一日中、リテーナーを装着する必要があります。その後、時間の経過とともに歯並びが安定してきたら、リテーナーの装着は夜間の就寝時間だけに減らすことができ、通院の間隔も延びていきます。

歯並びの安定のためには、保定期間中は指示通りにリテーナーを装着し、定期的に通院をすることが大切です。保定期間が無事に終了すれば、後戻りの心配はほとんどなくなります。

歯並びを乱す癖や
生活習慣の改善

大人の方でもお子さまでも、歯並びを乱す原因となる癖や生活習慣によって継続的な負荷が歯にかかれば、歯並びは再び乱れます。歯並びを安定させるためには、無意識に行う癖を治すことも必要です。

  • 指しゃぶり
  • 爪、鉛筆などを噛む癖
  • 口呼吸
  • 下唇を噛む癖
  • 舌癖(ぜつへき:舌で前歯を押す、舌を前歯の間から前方に突き出すなど、歯並びを乱す原因となる舌の悪い癖のこと)
  • 頬杖、横向きで寝る

保定期間も
定期的な通院が必要

矯正治療が終わっても、保定期間は3ヶ月に1回程度の間隔で定期的に通院する必要があります。来院時には、リテーナーや歯並びの状態を確認するとともに、歯のクリーニングを行い、虫歯や歯周病を予防します。

矯正治療は歯を動かす治療であり、矯正治療後はまだ歯は動きやすい状態となっています。新しい位置に安定させるまでには時間が必要なのです。

矯正治療後の
後戻りの確率は?

保定期間中に正しくリテーナーを装着しない場合、ほぼ100%の確率で後戻りをします。後戻りの原因の多くは、リテーナーの装着時間不足です。

約2年間はリテーナーの
装着が必要

骨が安定するまでリテーナーの装着は必須です。3ヶ月に1回の頻度で通院していただき、歯並びの様子を観察しながらリテーナーの装着時間を段階的に減らしていきます。一般的には、矯正治療を終えてから1年目は一日中、2年目以降は夜間の就寝時のみリテーナーを装着し、おおむね2年程度で保定期間は終了します。

当院では、患者さまのお口の状態に合わせた再治療の方法を提案します。他院で矯正治療を受けた方のご相談も受け付けているのでご連絡ください。

後戻りが起きたら
再治療の検討が必要

後戻りが起きてしまった場合は、再治療の検討が必要です。しかし、矯正治療時に歯肉退縮や歯根吸収が起きている場合は、再治療ができないケースもあります。